郵便物に切手貼り忘れて出しちゃった…。
切手貼り忘れではがきや手紙を出したとき、いったい何日で戻ってくるのでしょうか?
何日で戻ってくるかというと、結論、切手貼り忘れの手紙は通常1〜2日程度で差出人の元に戻ってくることが多いです。
【切手貼り忘れが戻ってくる条件】
- 手紙を出したポストが、あなたの住所の配達管轄内
- 差出人の住所がはっきりと書かれている
これらの条件が揃っていれば、郵便局からあなたの住所へ1~2日程度で戻ってくるんです。
しかし、これらの条件が揃っていないと、最悪の場合、相手方に届いてしまい、受取人が郵便料金を支払うことになるかも…。
そこで本記事では、はがきや手紙を切手貼り忘れで出してしまったときの対処法や、受け取り拒否や取り戻し請求のやり方もあわせて紹介します!
切手貼り忘れは何日で戻ってくる?
切手貼り忘れは何日で戻ってくるかというと、条件が揃えば1~2日程度で戻ってくることが多いです。
【切手貼り忘れが戻ってくる条件】
- 投函したポストがあなたの住所の管轄内
- 差出人(あなた)の住所が記入済み
うっかり切手を貼り忘れてしまうことは、誰にでも起こる可能性がある間違いですが、いざやってしまうとかなり焦りますよね。
切手貼り忘れのままポストに投函してしまったとき、手紙が戻ってくるかどうかは、あなたの住所の管轄内に出したかどうかによって変わります。
基本的に管轄内のポストであれば、郵便局は差出人へ返送されることが多いのですが、管轄外だとその可能性は低くなります。
【配達管轄内】現住所の管轄エリアで出したとき
配達管轄内のポストに切手貼り忘れで投函したというケースなら、差出人の住所がはっきりと書かれていた場合、その手紙はだいたい1〜2日で自分の家に戻ってきます。
思ったより早いという印象かもしれませんが、その地域の郵便局が処理をするから早めに戻ってくるというわけですね。
手紙に自分の住所をしっかり書いて、近所のポストに入れたときは、大抵の場合は問題なくはがきが戻ってくるので、安心して待っていて大丈夫。
戻ってきたら、ちゃんと切手を貼って出しなおせば、通常どおりはがきは届きますよ。
ただし、差出人の住所がはっきり書かれていなかったり、読めなかったりすると、手紙は「料金不足」として受取先へ届けられてしまうリスクがあります。
これだと、何も悪くないのに受取側が料金を支払うことになるかもしれません…。
手紙を出すときは、自分の住所をしっかりと書くことで、万が一切手を貼り忘れても、手紙を自分のところに戻せる確率が高くなりますよ。
【配達管轄外】現住所でないエリアで出したとき
自分の住所の管轄外のポスト(出先など)に切手貼り忘れで手紙を投函したケースでは、さらに複雑になります。
まず、その手紙は差出人(あなたの住所)の管轄外の郵便局で処理されることになるため、残念ながらそのまま手元には返ってこないことがほとんど。
手紙は受取先に届けられることになりますが、切手がないので「料金不足」として受取先へ郵便料金の請求が行くことに…。
このとき、受取先は料金を負担して手紙を受け取るか、支払わずに手紙を受け取らない選択(受け取り拒否)もできます。
相手が受け取り拒否をしてくれたら、差出人の住所が明記してあれば、その情報に基づいて手紙が戻されますが…かなり迷惑ですし失礼ですよね。
このような事態にそなえて、切手を貼り忘れたことに気づいたらできるだけ早く対処することが大切です。
次項で詳しく紹介していきますね!
切手貼り忘れで投函した後にできること
切手を貼り忘れたままポストに投函してしまった…そんな緊急事態にもできることがあります。
もちろん、未然に防げるに越したことはありませんが、やってしまったことはどうしようもありません。
そこで、「取り戻し請求」と「受け取り拒否」の依頼方法について説明しますね。
取り戻し請求する
切手を貼り忘れてしまった郵便物を取り戻したいとき、最寄りの郵便局(本局)に行く、または電話などで連絡して「取り戻し請求」をかけることが可能です。
ただしこの方法は、手紙をポストに入れた後、その手紙がまだ配達されていない場合だけに有効な方法です。
郵便局のスタッフに相談して、手紙の詳細(投函した日時、内容の概要やご自身の住所など)を伝えましょう。
もし手紙がまだ管轄局内にあれば、案内にしたがって、郵便局から取り戻し請求できることもありますよ。
ただし、既定の料金がかかったり、さらに本局まで出向く必要があったりと工程は増えます。
送り直しするのにも時間がかかりますから、局員さんの指示に沿ってすみやかに行動しましょう。
相手に受け取り拒否を依頼する
差出人を書きそびれた、または管轄外のポストに投函してしまったなど、切手を貼り忘れた手紙が受取先に届いてしまいそうな大ピンチのとき。
恥をしのんで、受取先にあらかじめ連絡を取って「受け取り拒否」をお願いする最終手段もあります。
受取せずに郵便物を拒否してもらえると、差出人へ返送してもらえるので、ひとまず相手方に郵便代を負担させずに済みますね。
ただし、これが使えるのは「差出人の住所(あなたの住所)」がはがきに明記してあるときだけ。
住所を書かずに出してしまったら、基本は相手方に負担をお願いすることになります。
うっかりミスから生じる問題ではありますが、たとえば得意先などに送る郵便物であれば大変な失礼になるリスクも…。
ご自身の管轄の郵便局はどこなのかチェックしてから、郵送処理をしておくと安心かもしれませんね。
切手貼り忘れでトラブルを避けるために
最後に、切手貼り忘れでトラブルを避けるために大切なことをまとめました。
もしくは、もう二度と切手貼り忘れで焦りたくない!というあなたも、ぜひ心に留めておいてくださいね。
差出人の住所を明記する
とにかく、相手に郵便料金を負担させるリスクを最小限にするには、差出人(あなた)の住所を絶対に書いてからはがきを投函することです。
ポストが管轄内・管轄外にかかわらず、そもそも切手無しのはがきを戻す住所がわからなければ、返ってくる可能性は大幅に低くなるからです。
せめて戻し先の住所さえあれば、相手が受け取り拒否してくれたときも、管轄内のポストに投函した場合でも、手元にはがきを返してもらうことが可能になります。
自分の住所の管轄内で投函する
切手貼り忘れのはがきのリスクを最小限にするには、差出人の住所の管轄内でポストに投函することです。
仮に差出人の住所が書いてあったとしても、管轄外のポストにはがきを投函してしまうと、相手方にいったんは届いてしまう可能性が高いです。
たとえば、送り先が企業や公的機関であれば、他の郵便物と一緒に、相手が費用を負担して受け取ってしまうかもしれませんよね。
もし管轄内のポストに投函していれば、住所さえちゃんと書いてあれば切手なしでも返ってくるので、保険の意味合いでも安心ですよ。
郵便局の公式ウェブサイトで、該当の住所を管轄する郵便窓口や本局が確認できるのでチェックしてみてください。
切手貼り忘れは条件が揃えば1~2日で戻ってくる
本記事では、切手貼り忘れのはがきを投函してしまったとき、何日で戻ってくるのか解説しました。
基本的に、ご自身の住所が書いてある郵便物を、管轄内のポストに出したときは1~2日程度で戻ってくるケースが大半です。
ただし、あなたの住所を書かずに切手貼り忘れで出してしまったり、管轄外のポストに出してしまったときは、最悪の場合、相手方に請求が行くリスクもあります。
何日で戻ってくるのか…と悩んで時間が経過がしてしまうと、対処も遅くなってしまうので気づいた時点で動いたほうが良いでしょう。
取り戻し請求や受け取り拒否の依頼も一応可能ではありますが、切手貼り忘れで投函してしまったときは、とにかく処理が済んでしまう前に対応することが大切です。
万が一にそなえて、郵便物を出すときは差出人をしっかり記入し、管轄内のポストに投函することを心がけてみてくださいね。