パンツスーツの喪服ってダメなの?なぜ?
喪服のパンツスーツがダメな理由は、「略喪服」に該当するため、着用する場面が限られるからです。
場合によっては、マナー違反と捉えられてしまう可能性が…。
しかし、就活でもパンツスーツが当たり前になっている時代です。
喪服でもパンツスーツを選びたい女性が多いのは当然ですよね。
そこで、この記事では喪服のパンツスーツがなぜダメなのか、マナー違反とならない場合や着用のルールをまとめました。
- 喪服のパンツスーツなぜダメなのか
- 喪服のパンツスーツを着てもOKな場合
- マナー上はOKでも着ない方が良いとき
- パンツスーツのメリットと着こなしの注意点
- パンツスーツを買わずに調達する方法
パンツスーツの喪服はレンタルが便利です!
喪服は着る機会が限られるので、購入するよりコスパも良いですよ。
日時指定もOKなので、法事にもおすすめです^^
\ 最短翌日に届くよ! /
喪服のパンツスーツなぜダメ?マナー違反?
パンツスーツは葬儀において「略喪服」にあたり、場合によってはマナー違反と捉えられる可能性があります。
喪服のパンツがダメって、古い気がするけど…。
確かに就活のリクルートスーツなどは、機能的にもスカートは時代遅れという概念が広がってきていますよね。
最近は喪服も同様に、おしゃれなパンツスーツがたくさん売られています。
しかしパンツスーツの喪服は厳密に言うと略喪服という分類で、格式は高くありません。
ぱっと見で「なんかマナー違反でダメじゃない?」と周囲に思われたくないなら、状況に応じて使い分けた方が無難でしょう。
正直、気にする人は少ないかもしれませんが、マナーは頭に入れておくべきですね。
パンツスーツの「略喪服」ってなに?
喪服の種類は、実は大きく3種類に分かれており、格式順に以下のようになっています。
- 正喪服
- 準喪服
- 略喪服(パンツスーツなど)
略喪服は一般的に、仮通夜などの急な弔問や、三回忌以降の法要などに着用するものです。
そのため、通夜や葬儀においては、安易にパンツスーツを着ていくとマナー違反と捉えられてしまう可能性があります。
略喪服は「平服でお越しください」などと明記されている場合にも、着用する場合がありますよ。
ただし、遺族や近親者など故人に近い関係であれば、格式の低い略喪服はそもそも着るべきではありません。
パンツスーツはいつなら着てもいい?
パンツスーツを着てもいいのは、略喪服でもOKとされるシチュエーションだけです。
【着てもOKな場合】
- 急な弔問や仮通夜
- 三回忌以降の法事
- 「平服」などと記載があるお別れ会、送る会など
これ以外の弔事では、マナー上はパンツスーツを着用すべきではありません。
特に、昔からのイメージが強い人には「正装じゃない」と判断されてしまう可能性があります。
女性のパンツスタイルが浸透しつつはあるものの、略喪服である以上、一緒に参列する方との服装のバランスも求められるでしょう。
ただし、年配で足腰が悪いなど、着用せざるを得ない理由があるなら無理しなくても大丈夫です。
喪服のパンツスーツ着ない方がよい場合
喪服のパンツスーツがマナー上はOKな場合でも、着ない方が良いとされる局面もあります。
たとえば、家族や親戚一同で行くのに、自分一人だけがパンツスーツであるような場合です。
そんな意図は無かったとしても、カジュアルに捉えられてしまう可能性がありますね^^;
弔事において、個性を主張するような行動をとらなくても良いですし、主役でもないのに目立つ必要もありません。
冠婚葬祭のルールは地域によっても違います。
内情が分からないときには、たとえマナー上はOKでも、無理しない方が良いでしょう。
法事くらいなら、パンツスーツでも良い?と事前に確認しておけば、より安心ですね。
喪服のパンツスーツのメリット
「喪服のパンツスーツ、あんまり持ってる意味ないじゃん!」と思うかもしれませんが、メリットもたくさんありますよ。
喪服のパンツスーツは、スカートタイプよりも足さばきが良く、断然動きやすいです。
子連れの方や、お茶出しなどのお手伝いをたくさんする場合にはとても役立つでしょう。
(実際私も、幼児2人連れの法事ではパンツスーツが活躍しました。)
また、ワンピースやスカートタイプと比べて、足元やお腹周りが冷えないというのも嬉しいポイントです。
中に重ね着しやすいパンツスーツなら、特に冬場には重宝してくれそうですよね。
しかもスカートよりも露出が少なく、縦ラインになるので、スタイルアップして見えます!
ベーシックな喪服は「正喪服」として1着持っておいて、2着目としてパンツスーツがあれば、使い分けできて便利でしょう。
喪服のパンツスーツを着るときの注意点
続いて、喪服のパンツスーツを着るときの注意点について紹介します。
ジャケットやシャツなどの着こなし
喪服のパンツスーツには、ジャケットや黒のストッキングが必須です。
一般的に販売されている喪服のパンツスーツなら、上着もセットになっているはずですよ。
また、ブラックフォーマルでは、中に着るシャツも黒であることに注意しておきましょう。
男性の喪服のような白いシャツはNGですので、必ず黒で揃えてくださいね。
ヘアスタイルやアクセサリー
パンツスーツを着るときには、華美でないヘアスタイルに、一連パールのアクセサリーが望ましいです。
髪の長い方なら1つに結ぶなど、だらしなく見えないようにまとめておきましょう。
高い位置のポニーテールや華やかなまとめ髪、目につくカラーの髪飾りはふさわしくありません。
また、パールのネックレスは白でも黒でも良いですが、「重なる」を連想させる二連パールはNGです。
ネックレスは必ず一連で、イヤリングなら1粒パールのシンプルなものを身につけましょう。
ふくさや数珠、バッグなどの小物
参列する際に必ず忘れてはならないのが、ふくさや数珠などの小物ですね。
ふくさは昔ながらの風呂敷スタイルでなく、ファイル型のものがスマートに取り出せて便利です。
弔事以外にも使い勝手が良いので、慶弔両用のものがおすすめですよ。
↓ファイル型のふくさはこういう感じです↓
数珠はお焼香や手を合わせるときにも使うので、マナーとして必ず1つは持っておきたいアイテムですね。
長く使えるものなので、チープに見えないシンプルなものを選べば失敗しませんよ。
これらの荷物がまとめて入るようなサイズの、フォーマルバッグがあると良いでしょう。
ハンカチやスマホなど、意外に荷物が多くなるので、コンパクトすぎない大きさがおすすめです。
喪服のパンツスーツを買わずに調達する方法
パンツスーツの喪服を着たいけど、あまり使い道がないなら買うのはちょっと…。
そんなあなたは、喪服のパンツスーツを買わずに調達できる「レンタル」はいかがでしょうか。
たとえば、パンツスーツを四十九日や法事の日程に合わせて注文するといった離れ業もOK。
喪服レンタルサービス「Cariru」なら、6,000円台からおしゃれなパンツスーツの喪服が一式借りられるんです。
↓パンツスーツだけでも豊富なラインナップ↓
- ペプラム×ワイドパンツのおしゃれスーツ
- ジャケット&パンツのセットアップ
- ベーシックなアンサンブル
- タックパンツのブラックフォーマル
色々な用品がまとめて借りられるので、家族で列席する弔事にもおすすめです。
サイズアウトしやすいキッズ喪服なんかは、レンタルの方がコスパ良いですよね。
【レンタル可能な商品例】
- 授乳・マタニティ対応の喪服
- ハンドバッグやふくさ、数珠など小物
- 男性用の喪服
- キッズ喪服(男女あり)
お住まいの地域が対象エリアなら、注文して最短翌日には自宅に喪服が到着します。
でもレンタルって、届いた後の返送が面倒くさそう…。
レンタルした喪服は最寄りのコンビニから着払いで返却できますし、クリーニングもせずそのまま返して大丈夫なんです!
普段は喪服を着ませんから、返しちゃえばクローゼットも圧迫せずに済みますね^^
実は「Cariru」は、フォーマルドレスのレンタル業をしている会社が運営しているサービス。
だから、喪服もおしゃれで、質の高いブランドものだって安く借りられるんですよ。
どんなスタイルでまとめるか、いろいろ種類を見ながら喪服を選んでみてください^^
\ 最短翌日に届くよ! /
喪服のパンツスーツがダメな理由は?まとめ
今回は、喪服のパンツスーツがダメな理由や、マナーを守れば着てもOKなのか解説しました。
- 喪服のパンツスーツがなぜダメなのかは、弔事の種類によっては、略喪服がマナー違反になるから
- 喪服のパンツスーツは三回忌以降の法事など、略喪服でもOKな場面なら着てもよい
- マナー上はOKでも、パンツスーツを着ないほうが良い場面もあるため、個人プレーしない
- 喪服のパンツスーツは動きやすく、冷え防止やスタイルアップ効果もあるので、2着目で使い分けるのがおすすめ
- 喪服のパンツスーツを着るときは、アクセサリーや小物を揃え、着こなしのマナーを守る
- 喪服のパンツスーツや弔事の小物を、一式まとめて借りられるレンタルサービスが便利
故人を偲ぶ場面では、マナーを守った着こなしを心掛けたいものですね。
パンツスーツの喪服はとても便利なので、状況に応じて選んでみてください。
おしゃれなセットアップから、ゆったりサイズの喪服まで様々な種類がありますから、好みのテイストで探してみましょう。