寒い冬でもペットが安全に使える暖房ってないかな?
ペットにおすすめな、火事の心配がない暖房器具をまとめて紹介します。
冬でも家でペットを留守番させることがあるので、安全な暖房器具で寒さ対策をしてあげたいですよね。
そこで今回は、火事の心配がない暖房器具でペット向きのものを5つ選んでみました。
ペットのいる家庭で暖房器具を選ぶコツも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
\デロンギのペット用オイルヒーター/
火事の心配がない暖房器具でペットに安全なもの5選
火事の心配がない暖房器具で、ペットに安全なものを5つ挙げてみました。
- エアコン
- オイルヒーター
- ケノンヒーター
- こたつ
- ホットカーペット
これらの暖房器具は「火事が起こりにくい」という観点で選びました。
そのため、一般的な家電の発火リスク(断線やホコリによる火事など)は除外しています。
それぞれのメリット・デメリットを解説していきます!
エアコン
火事の心配がない暖房器具で、ペットに安全なもの1つめは「エアコン」です。
- 火事の心配がない
- 部屋全体を暖められる
- 高い位置にあるので安全
エアコンは温風で暖めるため、電源をつけたままでも火事の心配がほぼありません。
さらに、部屋全体をムラなく暖められるのもメリットです。
高い位置にあるので、ぺットがぶつかって転倒するリスクも少ないですよね。
その一方で、デメリットもいくつかあります。
- 乾燥しやすい
- 買い足すのに工事が必要
- 価格が高め
エアコンを使うと、部屋が乾燥しやすくなるのが最大のデメリットです。
たとえば、エアコンをつけるときは加湿器と合わせて使うなどの工夫が必要でしょう。
また、本体価格が高めで、買い足そうとすれば設置工事も必要になります。
既存のエアコンを使うなら良いですが、新規設置のハードルが高い暖房器具と言えるでしょう。
加湿器とセットで使う場合は、併用する家電のコストも考慮する必要があります。
オイルヒーター
火事の心配がない暖房器具で、ペットに安全なもの2つめは「オイルヒーター」です。
ここ数年でメジャーになったオイルヒーターは、De’Longhi(デロンギ)が有名なメーカーです。
最近では、ペット専用のオイルヒーターを発売して話題になりました。
\噛んでも断線しにくい4層コード/
- 乾燥しにくい
- 火事・やけどの心配がない
- 静かでペットがストレスを感じにくい
オイルヒーターは温風を出さず周囲を暖めるため、乾燥しにくく部屋の空気も汚れにくいです。
表面温度が約60~80℃の製品が多く、誤ってペットが触れてもすぐにやけどしにくいので安心。
動作音も静かなので、臆病なペットもストレスを感じにくいでしょう。
温度を細かく調節できたり、タイマー設定できたりと、ペットのいる家庭にとってはかなり利便性が高い暖房器具です。
- 価格が高め
- 電気代が高め
- 暖まるまでに時間がかかる
オイルヒーターの欠点は、ずばりコストの高さ。
購入価格・電気代共に高めなので、ある程度の出費を考慮したうえで購入する必要があります。
即暖性に欠けるため、電源をつけてから部屋全体が暖まるまでに30分以上かかる場合も…。
すぐ暖かくしたいなら、他の暖房器具と併用、もしくは「ケノンヒーター」もおすすめです。
ケノンヒーター
火事の心配がない暖房器具で、ペットに安全なもの3つめは「ケノンヒーター」です。
簡単に説明すると、オイルヒーターに似た性質があり、かつ即暖性の高い暖房器具だと言えます。
- 乾燥しにくい
- 火事・やけどの心配がない
- すぐに暖かくなる
ケノンヒーターは「パネルヒーター」のジャンルに属する新しい暖房器具で、遠赤外線で周囲を暖めるため、空気が乾燥しにくいです。
オイルヒーターと異なる点は、3種類の放熱を組み合わせるため、部屋全体がすぐに暖まること。
パネルの表面温度は約60℃程度なので、非常にやけどしにくいのも特徴です。
転倒時の自動OFF機能や温度調節・タイマー設定など使い勝手の良いヒーターです。
- 価格が高め
- 電気代が高め
ケノンヒーターのデメリットは、やはりオイルヒーター同様に、本体価格が高めということ。
最高出力の1,500Wでフル稼働すると、もちろん電気代も高くなります。
部屋が暖まったあとは出力を小さくしたり、つけっぱなしをやめたりなどの工夫が必要でしょう。
とは言え、もともとオイルヒーターを買うかどうかで迷っていた人にとっては、早く暖まるので有力な選択肢になると思います。
こたつ
火事の心配がない暖房器具で、ペットに安全なもの4つめは「こたつ」です。
日本の冬ならではの暖房器具ですから、こたつで寒さ対策したい人は多いですよね。
- 机としても使える
- 乾燥しにくい
- ペットと冬を満喫できる
- 電気代が安い
こたつは暖房だけでなく、机としても使えるので、オフシーズンにも大活躍。
乾燥しにくいのはもちろん、ペットと暖をとりながらテレビや食事を楽しめます。
エアコンより電気代が安いのも嬉しいですね。
\カラバリ豊富なモダンデコのこたつ/
一方で、ペットと使う時には見逃せないデメリットもあります。
- 部屋の一部分しか暖められない
- 置くスペースが必要
- 酸欠や熱中症に注意
こたつは配置するスペースが必要ですし、部屋全体を暖めることはできません。
そのため、実際はエアコンなどと併用して稼働する必要があるでしょう。
こたつの中でペットが長時間過ごしてしまうと、酸欠や熱中症のリスクがある点にも要注意。
飼い主と一緒の時に使う、留守番のときは布団をあけておくなど、使い方に工夫が必要です。
ホットカーペット
火事の心配がない暖房器具で、ペットに安全なもの5つめは「ホットカーペット」です。
全面あたたかい床暖房と違って、カーペットから離れたら涼めるのでペットにも安心ですね。
- 電気代が安め
- 乾燥しにくい
ホットカーペットは、オイルヒーターなどの暖房器具よりも電気代は安く済みます。
また、温風を出さずに電熱線であたためるので、空気も乾燥しにくいです。
- 低温やけどのリスクあり
- 床しか暖かくない
- コードがむき出しになる
ホットカーペットもこたつ同様に一か所しか暖められませんが、床が熱源との接地面になるのが大きな違いです。
そのため、電源をつけたまま長時間寝たり座ったりしていると、低温やけどのリスクもあります。
電源コードがむき出しになるので、噛み癖のある子ならカバーをつける必要があるでしょう。
\アイリスオーヤマならダニ退治機能つき/
ペットのいる家庭で火事の心配がない暖房器具を選ぶコツ
ペットのいる家庭で、火事の心配がない暖房器具を選ぶコツを紹介します。
犬や猫などのペットと一緒に使う暖房は、以下の点に注意して選んでみてください。
火事の心配がない暖房器具を選ぶコツ
- 温度調節
- タイマー機能
- 転倒OFF機能
- 乾燥しにくい
- 動作音の静かさ
- やけどや火事に対する安全性
ペットが過ごしやすい適温に設定するなら、細かく温度調節できる暖房器具がおすすめです。
さらに、タイマー機能や転倒OFF機能もあれば、事故のリスクが減らせますね。
乾燥も苦手ですから、加湿器を併用するか、乾燥しにくい暖房を使うといった工夫も大切です。
動作音が静かな暖房だと、ペットのストレスを緩和してあげられるでしょう。
やけどや火事の危険を避けるには、表面温度が高くなりすぎないものを選ぶことも重要です。
火事の心配がない暖房器具でペットと安全に冬を過ごそう
今回は、火事の心配がない暖房器具で、ペットに安全なおすすめ5選を紹介しました。
もともと冬が苦手なペットもいれば、加齢で寒さに弱くなってくる子もいます。
火事の心配がない暖房器具を取り入れて、寒い冬でも暖かくして乗り切りたいですね。
ペットと一緒に使う暖房器具にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
暖房にかけられる予算や、安全機能などをしっかりチェックして選んでみてください。